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REITの分配金が上昇する仕組み
ギリシャの債務問題がイタリアへと波及したと思ったら、あっという間にフランスまで飛び火し、
来年はユーロ崩壊が現実のものになるそうな危機的状況を迎えています。
金融市場から資金が引き上げられているためREIT市場も低迷しています。
本来であれば現物資産である不動産に注目が集まるのですが、欧米では不動産バブルが崩壊した
ことにより、急速に不動産価格が下落しています。
J-REIT(不動産投資信託)も基準価格が低迷しているため、全体の配当利回りが、これまでの平均
水準を大きく上回っています。しかし、今は投資するタイミングではありません。
ちなみに、こうした分配金に関する指標はスタンダード&プアーズによリ計測されています。
J-REIT市場の配当利回りをスタンダード&プアーズが算出し始めたのは2004年頃からです。
数年間で大きく低迷しているため配当利回りは大きく上昇しています。
J-REIT銘柄でも5%を越えているものもあります。
2001年にJ-REITが東証に上場してから2007年の前半まで急速に成長しました。
その後はサブプライムショックに端を発し、世界的に金融不安が広がったことで頭を押さえつけら
れる格好となっています。政府筋に何度も資金が投入されましたが安定しません。
こうした状況が改善されることを期待したいのですが、困ったことにデフレが加速しています。
資産価値が急速に低下しているのでデフレを改善は難しいです。これまでREITは株式との相関性が
低いとされていたのですが、今では互いに連動するような動きを頻繁にみせています。
基準価額が下がることで相対的に分配金の利回りが上昇することになるわけですが、決して健全な
状態ではありませんが、こうした傾向は何も日本だけではないんです。
欧米のREIT市場は日本以上に深刻です。今後も乱高下の激しい状況が訪れることでしょう。
このためJ-REIT指数が下落基調が続くことで分配金の利回りが上昇する可能性は高いでしょう。
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