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モーゲージ証券市場の仕組み



今月は米金融大手の決算発表があったことから、発表前後
は非常に緊迫した状態が続いていました。



しかし、実際に発表された内容は市場予想を下回っていたの
で、懸念感が後退したことによって、金融市場全体が安定し
た動きを見せ始めています。



しかし、残念ながら、依然としてサブプライム問題が解決に
向かっているとはいいがたい状態にありますので、今後に
関しましても十分注意する必要がありそうです。



サブプライムローン問題が、これほ程まで米国の金融業界を
揺るがす要因としてあげられているのが、米国のモーゲージ
証券市場が100兆円に迫るほど大きな規模にあるからです。



ちなみにモーゲージ証券は英語でMortgage Backed Security、
(MBS)といい、不動産を担保にした証券をさします。



ですので、米国のモーゲージ証券市場は日本のそれとは全く
比較にならないほど大きいのです。



ですので、90年代初頭にバブルが崩壊することによって被る
こととなった損失規模よりも数段大きいことが予想されます。



テレビや新聞などのメディアに頻繁にとりあげられたので、
ご存知かもしれませんが、サブプライムローンは、米国では
低所得者向けのローン商品とされています。



金利は通常の住宅ローン金利よりも高めに設定されており、
一般の住宅ローンと同様に返済できない場合は、担保である
住宅は銀行のものになります。



銀行はサブプライムローンを貸し付けることによって返済金
を受け取る権利を保有することになります。



このような権利を何千、何万人分も集めて証券化した商品が、
サブプライムローン証券の大きな特徴です。



基本的にサブプライムローンも不動産を担保にしているので、
モーゲージ証券の一種となります。



サブプライムローンを貸し付けている銀行は、返済が滞れば
住宅を手にすることができますが、モーゲージ証券を購入し
た投資家は返済が滞っても何も得られません。



返済金が滞る割合が増えるとによって、むしろ投資家が受け
取れるはずの返済金は減少することになります。



当然のことながら、投資家の多くは手放すことになりますの
で、サブプライムローン証券の価格は下落します。


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テーマ : 不動産投資
ジャンル : 株式・投資・マネー

tag : 住宅ローン金利

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